連動スタンチョンの取り付け

 今日は、業者さんがやってくる。その前に、支柱を全部立ててしまいたかった。昨日空けた穴を整形して、支柱がまっすぐ立つようにした。そして、誤差5mm以内になるよう間隔を調整し、かつ垂直に立てる。建物がかなり歪んでいて、柱を差し替えた所など、土台に掘られたホゾに柱を入れると、桁の位置がかなりずれていて、ごまかすのが難しかった。
 支柱がまっすぐ立ったら、ボルトで柱に固定。セメントを練り、穴に流し込む。コンクリートを穴になじませるために、コテで何度も突く。
 とりあえず、支柱は全部立った。コンクリートが固まるまで、数日は手を着けられないが、今週中には連動スタンチョンが使えるようになるはずである。
 
 業者さんが、やってきた。
 まず、大牛舎に、4連の連動スタンチョンを、一基取り付けた。
 設置してみたら、あれ?幅が合わない!不思議に思って、いろいろ測ってみたら、同じように作られていると思っていたのだけど、間隔が違うことが判明した。入る場所の中で、一番都合良さそうなところに決めた。さらに取り付けようとして、左右バランスが違うことに気がついた。最初に測って業者さんに伝えた場所は、ちょっと特殊な加工をしてあるから、他の場所に移動させると合わないことが解った。合わなければ、合わせる工夫をするものだ。角材を敷いて、バランスを取った。溶接して外れないようにしてもらったが、ねじ止めの方が良かったかなと、ちょっと後悔した。
 電柱牛舎の支柱のうち、先に立てた4本に、2連のスタンチョンを3基取り付けた。残りは、コンクリートが完全に固まる3日後だ。取り付けるだけなら、明日でも何とかなると思うが、牛の力は半端ではないのだ。