引っ越し三昧

 今朝は、五時起きで行動開始した。
まず、廃用牛の出荷のために、最後の餌と牧草を食べさせる。二頭とも、素直にトレーラに乗ってくれた。港に運び、鹿児島の成牛市に出荷する。
 妊娠鑑定をしてもらった。小屋下放牧地の4頭を、ロープで一頭ずつ捕まえ、繋いで内診してもらった。連動スタンチョンが着いたら、こんな苦労は無くなるはず・・・。今週中には、取り付けられるはずだ。
 結果は、4頭とも妊娠していた。妊娠した牛は、大浦放牧地に移動させた。
 大浦放牧地で、一頭妊娠鑑定をしようとしたが、ちょっと日が浅すぎた。この放牧地にいる、鈍性発情の瀬棚組を、発情が見やすい小屋下放牧地に移動させた。また、1月出産の三頭は、牛舎に連れ帰った。
 牛舎がいっぱいになるので、超早期母子分離してもう落ち着いた母牛や、ハルカとか赤7たらちねのような、神経質で連動スタンチョンに入らなかったり、枠場にさえ来ないような問題牛を、一時的に灯台下放牧地に引っ越しさせた。

 空いたスペースで、同居する牛の組み合わせを考える。強い牛と弱い牛を同居させると、虐められて飼槽に近づけない牛が出る場合がある。強い牛と一緒でも、果敢に食べに行ける牛もいる。実際に入れて見ないと解らないが、とりあえず組み合わせてみた。
 一部屋空いたので、子牛たちを一つずつ移動させ、空いた部屋に電柱牛舎から4頭、引っ越しさせた。
久々の大移動で、かなり仕事をした気になった。