引き牛調教 削蹄

 やらなきゃやらなきゃ!と思いつつ、体が痛くて取りかかれなかった削蹄作業に、とうとう取りかかった。苦手意識があるので、取りかかるのにとても勇気がいるのだが、始めてしまえば実は大したことが無い。鹿児島に行く用事があったのだけど、削蹄を済まさない状態で出かけたら、自分自身に言い訳が立たず、楽しむことが出来ないだろう。
 まずは、削蹄する牛をロープで繋ぎ、引き牛調教をする。引っ張れないと、枠場にも入ってくれない。ほとんどの牛は、声をかけて引っ張るだけで着いてくるけど、夢太郎は引かれたら頑として動かなかったので、調教には時間がかかった。
 削蹄も、今日は二頭だけにしたが、ひっくり返ること無く大人しく切らせてくれた。