子宮消毒

ちょっと重労働から解放されたので、本来の牛の健康管理に手が回せた。
 不受胎で悩んでいる牛の子宮に、イソジンを注入して消毒した。何頭も連続でやると、けっこう疲れる作業だ。
 消毒は、発情期を外して行うことが多いので、頸管がとても狭くなっていて、器具を通すのにとても苦労する牛もいる。
 中が荒れているときなどは、消毒すると痛がって腹を蹴るような仕草をする。でもそれが不妊の原因なのだから、やって良かったと思うのだ。