脱柵名人

 牧場に上がる道を走っていたら、公衆トイレの前に緑13あきひめがいた。この牛は脱柵名人で、ちょっとでも緩んだ箇所を見つけると、簡単に脱柵される。とても大人しくて、何の抵抗もなく捕まるのだけど、脱柵は困る。
 とりあえず捕まえて、牛舎の前に繋いでおき、有刺鉄線とペンチを持って修理に出かける。先日修理したばかりの有刺鉄線が、切られていた。やっぱり、細い線で何度も補修するより、太くて丈夫な線で修理する方が良さそうだ。
 
 スタンディングしていた牛を内診したけど、卵胞の膨らみがわからない。外兆としては、なかなか良い発情行動をしていたのだけど・・・。