堆肥撒き

 半日雨が止んだら、水はけの良いここの土は、トラクターが入れるようになった。さすがに耕すのは無謀なので、堆肥を撒くことになった。
 ふかふかの土に雨が降り、所々水たまりが残っている。油断すると、抜かって抜け出せなくなることも考えられた。まずは、出来るだけ緩やかなラインを取りながら、機械の散布能力をチェックしつつ走ってみた。
 2周目から、走る速さと排出するギアを決めて走ったのだけど、どのくらい撒いたら均一に撒けるなんて解らないので、開墾畑に、俺ならこのくらい撒く!という量の半分くらいを散布したら、ちょうど良かったみたいだった。
 ふかふかの畑を、堆肥を積んだマニアスプレッダーを引いて走り回ったので、猛烈にでこぼこになって、走りにくくなってしまった。