アカジョウの寿司パーティー

 二日間先生の代理で治療をしてきた子牛は、昨夕少し水を飲み、今朝は元気になっていた。水も自分で飲めるようになり、もう心配なさそうだ。良かった!
 赤2ゆきえは、なかなかスタンチョンに入らない牛だ。臨月になって、さらに入らなくなり、最近は餌で呼んでも餌場に来なくなった。
 ひっくり返ってしまい、ガスが溜まって死ぬ場合もあるし、早産で事故が起こっている可能性もある。放牧地の中を探して歩いてみた。
 うちの放牧地は、竹藪が深くてその中に編み目のように牛だけが通る通路がある。人が通るにはかなりの勇気と不快に耐える覚悟がいる。腰をかがめ、竹に顔を打たれながら、蜘蛛の巣を顔にくっつけながら、その通路を通ってみた。何か異常があれば、ゴロウとカイトが教えてくれるだろう。そう思って、かなりの時間をかけて歩き回ったのだけど、全く姿を見つけることができなかった。
 
 Yumiには、早めに帰って酢飯の準備をしてもらった。
 先日のアカジョウを、寿司ネタとして切る。できるだけ薄く広く切り分けたいのだけど、生協で買った1000円のステンレス刺し身包丁は、あまり刃が立っていない。単に研いでないのか?材質的にそれ以上無理なのか? これでは、普通の包丁の方が切れる。今度、まじめに研いでみよう!
 酢飯と寿司ネタを持って、Oさん宅を訪問した。子供たちは、二回目の寿司を握るのにかなり燃えていた。5.5合の酢飯と寿司ネタを用意したのだけど、3合分以上は、ワサビの無い子供用になってしまった。
 今回、大人が6人で子供は5人。用意した寿司は少なめだったけど、Oさんの奥さんが沢山料理を作ってくださったので、みんな美味しく楽しく過ごすことができた。