子宮消毒

我が牧場が受胎しなくなって、原因を調べたら温度計が狂っていた! って事があってから、だいぶ月日が流れた。その後、受胎していなかった牛の多くが受胎し、そのとき体調を壊して受胎しにくくなった高齢牛は、大部分を更新してきた。その影響は、現在売る牛がとても少ないという状況を生み出しているけど、9月頃から正常な状態に戻りそうな予感がしている。
 ちょっと受胎率が上がってきたと言っても、安心していたらすぐに良くない状況になりかねない。今年になって、22頭の牛が出産したけど、この母牛たちの次の種付けが、継続的な生産を左右する。
 お産をして二ヶ月以内に妊娠させたいのだけど、なかなか発情回復しない牛もいる。そういう牛は、子宮に異常が発生している可能性がある。
 ひめこは、二ヶ月発情回復をしないので、注意してみていたら、尻尾にウミが着いていた。中が化膿している。お産の時、雑菌が入ったのだろうか? 獣医さんに相談して、イソジンを注入して消毒することにした。子宮内の粘膜を消毒し、再生させることで良い状態になるとか・・・。健康を取り戻してくれると良いのだけど・・・。