故郷に一時帰郷したK君の強い推薦で、Sニャンがアルバイトとしてくることになった。短期のアルバイトは、仕事を覚えた頃にいなくなってしまうのだけど、俺としてはできるだけいろんな人と働けるようにしておいた方が良いので、頼むことにした。基本的に、一人で仕事していても出来る事なのだけど、二人居ると仕事のクオリティーを上げることができて、断然良い牛作りができるのだ。
 Sニャンには、子牛のミルクやりと、青刈りしたイタリアンライグラスを集める作業をしてもらうことになった。