種雄牛

 昨夜は、それほどたいした雨では無かった。だから、大急ぎで牛舎のルーティンワークを終わらせ、ラッピングの続きをした。
 イタリアンライグラスは、食味がとても良い牧草だけど、含水量が多いので、乾草としてはなかなか仕上がらず、ラップしないとたちまち発熱して黴びてしまうのだ。せっかく作ったロールを、無駄にすること無くラップできて、嬉しかった。午前中で、残ったロールを全部ラップできた!
 
 午後から、雨が激しくなった。
 こんな雨の中、種付けするのは気が重いなぁ! って言いながら(失礼(^^ゞ)種付けに行ったら、牛は牛舎の中のスタンチョンに繋いであった。
 内診してみたら、卵巣は確認できるけど、卵巣の膨らみがハッキリしない。明日の朝にもう一度診ようって話になって、ついでに種雄牛を導入することを検討している話になった。牛の状態が良いときなら、下手でも種が着くけど、今の状態では、着く自信が無い。そんなとき、種雄牛が居たら、逃げ道になるのかな?