人力マヌアスプレッダー

春分を過ぎ、日が一気に長くなった! 今日は、静かで綺麗な朝だった。7年前の今日も、とても綺麗な素敵な日だった。
 
 牛の移動やら、ロール運びやらした。
 冬の間、特に妊娠牛の牧区である大浦には、ロールを入れる草架を作っていなかったから、ここの牛は痩せていた。そこで、飼槽に毎日たっぷり乾草を補給し続けたおかげで、だいぶ良い体格になって来た。
 母牛は、太らせすぎてはいけないけど、痩せすぎると発情が来ない。妊娠していない牛の牧区には、草架を作っていつも補給していた。種が着きやすい牛は、だいたい妊娠させたのだけど・・・。
 
 妊娠牛の牧区で乾草を与えると、飼槽が毎回ひっくり返され、それを元に戻すのに苦労する。毎度毎度で嫌になったので、K君に飼槽を固定する作業を依頼した。
 パイプとハンマーと、だいたいの工法を支持し、後はお任せしたところ、とても良い物が出来ていた。
 堆肥を撒くスプレッダーに、固い牛糞が挟まって、ベルコトンベアーのバーをひん曲げてしまった。これって、そう簡単には曲がらないのに、運古の塊を砕けなかったようだ。これって、切り返しをまめにして、サラサラの牛糞を使うしか、避けようが無い事故だろ? 
 しかたなく、満載された牛糞を、人力で押して、散布した。