直腸膣法

 朝になって、不明な点を電話で聞こうと思ったら、携帯の番号を知らなかった(^_^;)
 宿泊している民宿に行って、目が覚めたら連絡をもらえるように伝言した。
 指導を受けながら、何とか提出できる書類が完成した。プリントしようとしたら、インクが切れた(T_T)/~~~ 
 船の時間があるから、帰っていただき、俺はインクを探した。かなり苦労して、ようやく探し出し、プリントアウトして判を突き、提出しに行った。
 
 実は、最近の種付けは、直腸膣法でやっている。頚管のつかみ方が悪かったんだね? でも、これまでずっと膣鏡で中を覗いてきたからこそ、こうやればきっと入るはずという自信が着いたのだ。もちろん、全部の牛で出来るわけでは無く、頚管を極端につかみにくい牛も中にいる。そういうときは、頚管鉗子法に切り替えているけど・・・。
 実際に直腸膣法でやってみて、今まで出来なかった理由がわかった。それは、苦手意識だね!
 よく解らん! とか、だれも教えてくれる人がいない! とか思っていて、なんか出来そうな気がしなかったけど、中の構造とか、どうなったら入るはずとか、解ってくると、入らないはず無いって思って試してみたら、するっと入った!
 高校教師時代、子供に自信を持たせることが、教育上一番大事! って思っていた。
 自分なんか、何やってもどうせ駄目って思っていたら、何も努力なんてしなくなってしまう。だから、思い込みで良いから、やれば出来るって自信持て! 絶対出来るようになるから・・・って教えていた。
 畑違いの牧場を始めたり、いろいろ新しいことに挑戦したり、北海道から鹿児島まで移住したり・・・。やれば出来るって思っていたから、ここまでやってきたのに、教わらないと出来ないって思い込んでいたのは、俺らしくなかったと反省した。