種付けの日々

 昨日は、仕事に無理があったので、今日はそのしわ寄せがあり、とても忙しい日だった。
 
 種付けが五頭も会ったのは、忙しい理由の一つだ。
 種が着かなかった理由としては、温度計が狂っていたと言うのが、一番大きかったと思う。温度計を替えたら、その月から種が着き始めている。
 だが、それでつき始めたけれど、いきなり全部というわけにはいかなかった。もちろん、全部着いていたら、子牛が一度に生まれる事態となって、来春に大変なことが起こっていたはずだ。
 結果的には、温度計のせいもあるけど、長期不受胎が続いたおかげで、過肥などトラブルが発生し、受胎しにくくなった牛もいる。そういう牛を受胎させないと、経営的には厳しい。
 ビタミン剤を真面目に投与しているおかげで、発情は良いのが来ることが多い。だから何とか留めたいと思う。種付けのタイミングが、早すぎるのではないかとの指摘があり、早すぎるかも知れないと自分で感じたときは、半日後にもう一度着けているから、種着け回数が多くなる傾向にある。それでも、留まってくれた方が経済的に合うと思う。そして、それでも留まらない場合は、タイミング以外の原因を考えなければならない。
 北海道にいた頃は、種付けは獣医さんにお願いしていた。獣医さんが来るタイミングを考えて、共済に電話していたが、半日遅らすと、排卵後の場合が多かったから、俺の観察事態は悪くないと思っているのだけど・・・。留まらなければ、話しにならないから、何でも試してみるのだ。
 
 二番草の刈り取りに行った。
 入れる場所は無いし、塩害によって今後の成長も期待できないけど、これ以上刈れるのを待つのも忍びないし、せっかく晴天が続いているときに、刈らない手は無い。入れる場所が無いけど、ラップすることで乗り切ろう。
 近所の牛飼いさんがイタリアン畑にするところも、雑草を刈っておいた。去年耕してやったときは、雑草が邪魔で綺麗に仕上がらなかったからだ。
 その隣にあり、牧草の試験栽培したところは、掃除刈りをしていなかったから、雑草がはびこっていた。ここも、掃除刈りしておいた。雑草を丸めて排除できたら、不耕起播種機で種蒔きできると思うけど、俺にそんなゆとりがあるかどうかは、そのときになってみないと解らない。