キレるドリルが欲しい!

 せっかく書いたブログを、アップしないで眠ってしまった。いったい、俺は何をしているのだろう?

 朝の会議で、まずは馬小屋作りをすることになった。
材料や工具がしっかりしていたら、数日で完成するような作業だ。ここは、木材屋さんも無いので、材料はある物を間に合わせて作るしか無い。
 子牛の牛舎から、角材を伸ばして屋根の骨格としたが、ボルトで固定する為にドリルで穴を空けようとしても、刃が鋭くないので、穴を空けるのにドリルのモーターが過熱してしまった。今度、忘れずに買ってこよう! でも、買い置きしておいても、錆やすくて怖いけどね・・・。
 屋根の角材の間を、垂木でつなごうと考えているが、間隔が広すぎるから強度が心配。でも、高さを確保するにはもっと太い木材を使えないし・・・。でも、本数をそろえるのも大変だった。
 屋根の高さが足りるかを調べるのに、ポパイを入れて見た。ギリギリだけど、頭がぶつかることは無いと思う。
 出産後の赤20おしげと赤6しずかを、小屋から小屋下放牧地へ移動させた。
 
 垂木集めをK君に任せて、俺はイタリアンライグラスの畑を、夏草の為に耕し始めた。
 先日、石灰を撒いてある。そこを、ロータリーを使って細土していく。三番草が伸びていて、耕すのに邪魔になった。土をひっくり返すプラウが欲しい。
 作業しながら、睡魔と戦うのが辛かった。
 
 午後遅くに、赤4ふじと赤5ゆきふくの種付けがあった。
 最近、放牧地の草が生えてきたせいか、呼んでも牛の集まりが悪い。特に、大浦はとても広いので声が届かず、奥地まで呼びに行かなければならない。さんざん呼んで、諦めて帰ろうとしたところに、背後から地鳴りがして、牛の群れが駆け寄ってきた。彼らに悪気は無いのだが、ボケッと歩いていると跳ね飛ばされかねないので、脇によけて通り過ぎるのを待った。