出荷の日

 昨夜は、2時過ぎまで頑張ったが、書類も部屋掃除も出来なかった。
 5時半に起きて、ちょっとつまんで、牛舎に行く。
牧場長は、すでに来ていた。俺は、ほ乳ロボットの管理や、子牛の治療などをやりながら、出荷牛が餌を食べ終わるのを待つ。
 
 枠場は嫌がった栄子太郎と茂四郎だが、引かれて運搬トレーラーに乗るのは、とても素直だった。もとつぼりんかは、頑固だったが・・・。
 牛が素直だと、仕事が早く片付く(頭数が少ないのは寂しいのだが・・・)。
 
 昨夜出来なかった出発準備をした。焦ってやっても、ろくな仕事は出来ないのだ。多少忘れ物をしてしまった。Tシャツとか、スマホ充電器とか・・・。
 
 いつもなら、船の上で前日のブログを書くのだが、寝不足がつづいていたから、爆睡!って思って寝に入ろうとしたが、実際にはあまり寝れなかった。寝かさなかった張本人と思う人は、反省するように(^^)/
 
 いつものように、レンタカーに乗って伊集院の鹿児島中央市場に行く。
車から降りると、栗の花の独特な匂いが、初夏を告げていた。いつも通り、子牛達を部屋に割り振り、怪我やハナタレの牛には治療をほどこした。