物が無くなる部屋
俺の部屋には、時空のズレとかブラックホールがあるのかもしれない。
物が無くなりすぎるのだ。
水中カメラは、もう半月も異次元空間を旅して帰ってこない。
ファイルが開けなくて困っていた、NHKからのブルーレイは、昨日テーブルの上から忽然と姿を消した。
他にも、書類や銛先、薬、靴下・・・何でも無くなる。
経理の仕事にも、全く手を着けられないし、そろそろ限界かな?
晴れた日は、筋肉痛になるのだ!
秋姫太郎とハンナを、哺乳ロボット小屋に入学させた。
ハンナは、とても勇気があって柔軟で、ほ乳瓶で誘ったら、段差も障害も気にせず、俺にぴったりついて移動してくれた。
一方秋姫太郎は、最初の一歩からつまずき、とても苦労しながらロボット小屋に入ってきた。
さて、二人とも何回目で、ロボットの乳首を覚えるかな?
明後日雨なら、明日にはどうしてもイタリアンライグラスを乾かして、丸めて、ラップしなければならない!
今日中に乾かすぞ!
と言う決意の元、テッターを4回かけて牧草を反転させた。明日は、丸められるだろうか?
そんな俺の苦労なんて知らないゴロウは、ネズミを追いかけて、泥だらけになって帰ってきた。笑ってる場合か!