イタリアンライグラスを刈り取った

 名前って、だだの呼び名と言うだけでは無い。
 ちっこくて可愛いからと言って、マメコと名付けると、その子は本当に豆のように小さな牛になることが多い。
 そういうことを感じているからか?牛の名前には、福がつく物が多い。みんな、いろんな願いを込めて、牛に名前をつけるのだ。

 天気予報が変わり、明日の雨の予報が、晴れに変わっていた。
 イタリアンライグラスに、穂が出始めた。今までのペースで刈り取っていては、堅くなって食味と栄養価が落ちてしまう。また、急いで刈り取らないと、二番草が伸びる時間が無いまま、夏用の牧草を植える準備が始まってしまう。
 今から刈ったら、とうてい乾かないのだが、ラップサイレージにしておけば、何とかなるかもしれない。
 ファーガソンに、ディスクモアを取り付け、低いギアでゆっくり丁寧に刈った。イタリアンを刈るには、刈り取った後叩きつぶして乾きやすくする、モアコンディショナーが欲しいところだが、今の段階では買えないなぁ。去年の夏に植えた、うまかロールも、モアコンで刈ることを推奨していた。茎が太すぎて、つぶさないと乾かないのだ。

 刈り終えたら、すぐにディスクモアを取り外し、テッターレーキを取り付けた。
 テッターのタインで牧草叩くと、茎が折れて乾きやすくなるし、空中に放り投げることで、湿気を飛ばすことも出来る。タダ、イタリアンの畑は柔らかく、トラクターで踏みつけると、牧草の再生に悪影響があるのも事実で、あまり何度もテッターできないところが、焦れったい。

 今日の写真。
 柱を挟んだ矢印の二頭は、ほぼ同じ日に生まれている。富士太郎は、生まれたときに10kgしか無い未熟児で、40日経った今でも、生まれたての子牛と同じくらいの大きさだ。