見送り
いつも通り、鹿児島での朝は、早起きなのだ。
約束の7時を、ちょっと過ぎるまで待ち、先日の牧場体験のお嬢様方より若いお嬢様二人を引率して、タリーズコーヒーに行った。
朝食後、レンタカーを借りて、出発!
桜島フェリーに乗り込む。このフェリーの売店で、うどんを食べるのが夢だった少女は、朝食を食べたばかりだったから、紫蘭と二人で分け合って食べていた。
桜島港周辺の溶岩地帯を、ちょっと散歩した。防災や植物の遷移について、ちょっと解説したが、興味を持てたか不明(^^ゞ
植わっているビワや鏡のように輝く海を左手に見ながら、錦江湾沿いに走り、鹿児島空港に行った。
紫蘭を見送って、鹿児島市内に帰ってきた。
飯を食ってから、川辺に向かう。
ソックスは、びっちりトレーニングを受けて、疲れてボーッとしていた。
ポパイに乗ってみた。若いRちゃんが、別な馬で先導してくれた。
馬事公苑は桜が満開で、二騎で並んで歩くと、なかなかロマンティックな雰囲気に・・・俺ではならないか?
「彼氏だったら良かったのにね(^^ゞ」
「彼は、馬に乗らないんです。」
今の世は、ナヨっとした女性のような男が、人気らしい。
体を温めた後、ポニー競馬用コースを走ってみた。砂を敷いた平らなコースは、とても走りやすく、ポパイも安心して走れていた。とても反応が良く、思い通りのコース取りができ、指示するとさらに加速した。
走り終えて振り返ると、Rちゃんの馬は遥か後方だった。同時に出発したとも限らないので、ぬか喜びはしないが、
「重種なのに、足取りが軽いね?」
「速かったね!」
と言われると、悪い気はしない。
汗をかき、良いトレーニングになったと思う。