昨夜は、酒も飲まず、ブログも書けずに、ベッドに倒れ込んで寝てしまった。
 目が覚めたのは、4時前だったが、とりあえず起きて、ブログを書いたりした。

 友達の娘が起きてきて、ゴロウにちょっかいを出し始めた。初めは控え目だったが、だんだんエスカレートして、ボールを投げたり・・・ゴロウは、根気よくつきあってくれた。
 パンと牛乳の朝食。
「一リットル、350円もするんだから、無駄にしないように・・・。」
なるほど〜! そういえば、俺がカスピ海ヨーグルトを作らなくなったのは、同じ理由だ。

荷造りをしてもらった後、島内を案内した。生憎の雨で、見所を見せられなかったのは、残念だ。俺としては、硫黄岳山腹の、火山ガスで植物が少なく荒涼とした姿を見せたかったが、ガスで隠されていた。

 時間になって、港に行った。雨は上がり、ちょうど良い気温だった。でもなぜか? 島の人達が寒そうに震えていて、友人一家にはとても不思議な光景に見えていた。

 船が出港すると、見送る側と送られる側が、手を振り合う。船はそれほど速くないから、結構時間がかかる。硫黄島港は、港内で船が反転して出て行くから、意外に見送る時間が少ないのが特長だ。送られる人が、一階や二階に居ればね! 屋上に上がってしまうと、船が見えなくなるまでかなりの時間、港を離れられなくなる・・・

 一人残った娘は、牛舎に行き、急いで着替えてもらった。指導者は、K君だ。
 ミルクを溶かして、4頭の子牛に飲ませて、子牛や親牛に餌をやり、掃除をして・・・。K君の評価は、なかなか良い。