雑草ロール

 昨日、超早期母子分離した秋姫次郎と光世次郎だが、光世次郎は昨日の夕方にはべろっとミルクを飲んだ。でも、秋姫次郎は半分しか飲まなかった。
 今朝は、二頭とも勢いよく飲んでくれた。二頭とも、隣の富士太郎や和泉太郎より大きい。

 10kgと言う極小サイズで生まれた富士太郎や、1週間の早産だけど、目が覚めるのに1週間かかった和泉太郎は、沢山の接触と愛情により、最近はまるで普通の子牛のようになって来た。富士太郎が、ちょっと下痢っぽいが、この体でこれだけ飲んだり食ったりしていたら、下痢もする。早く大きくなれ!
 双子の、武蔵と小次郎を思い出す。あの二頭は、極小サイズだったけど、見事逆転して大きくなり、通常より高値で売れた。この子達も・・・。

 滑走路脇の、枯れススキの粉砕した所に、テッターレーキで、草を集めに行った。
ブッシュカッターは、植物を粉砕するから、あっという間に乾くのだ。レーキして、ロールをする。キャビンの無いフォード6600でロールベイラーを引っ張るのだが、追い風の中では粉塵に包まれて、息をするのもはばかられた。
 20個のロールが出来た。すぐに、倉庫にしまい、小屋下放牧地の牛に与えたら、ちゃんと食べた。

 前のオーナーの奥さんが、牧場を見にいらした。牛が懐かしいようだった。
 俺は、牛を可愛がって育てるのが好きだから、とても人懐っこくなっていて驚いておられた。

 今日の種付けは、三頭!
 黄色38やすひらしげ(百合茂)には、華春福を着けた。赤2ゆきえには、勝安竜。赤22きぼうには、安平幸を着けた。