今頃、牧草刈り取り

 なかなか写真が追いつかない。とりあえず、3日分くらいアップしたので、気になったら見てください。動画もあるけど・・・。

 従業員さんの体調は、今日も戻らず、おやすみだった。
 牧場体験のホークを、迎えに行った。先日は、三時まで助産と子牛の世話を頑張ったが、泣き言一つ漏らさないで、ニコニコしている。

 人にものを頼めない人もいる。たとえば、仕事のクオリティーが下がってしまうと心配して・・・。頼まれる人は、初心者なのだから、当然クオリティーは下がるさ! それは仕方のないことだから、きちんと説明して、後は自分がフォローすれば良い。そして、徐々に覚えてもらわないと、全部自分でやってしまっては、牧場を大きく出来ない。多少、冒険家の魂を持っている必要があるのだ。それに、人は信じて任された方が、やる気が出るものだ。
 牛を放牧地に連れて行ったり、真ん中の牛舎の餌やりや放牧地の見回りなど、頼んでみた。

 その間、俺はファーガソンにディスクモアを取り付けて、刈り損ねて刈れてしまった二番草を、刈りに行った。灯台下採草地は、茶色く変色したチガヤが風に揺れていた。繊維が堅くなっているが、親牛が越冬するには、充分な栄養素だと思う。堅いから、エンジンの回転を上げて、ゆっくり刈り取った。

 ホークがいる間、昼食と夕食は、俺も一緒に食べている。俺から提供できる食材は、お肉と魚だけだ。
 スキシャブを一度、ツムブリの刺身やムニエルを二度、馬刺しや鹿刺し、鶏のトマト煮・・・俺に出来るメニューは限られている。ツムブリは、調理実習に使わせてもらった。
 お昼に天ぷら蕎麦を食べさせようと思った従業員さんは、ハマボウフウを取りに行く途中で軽トラのパンクに気づき、徒歩で帰った。パンク修理もしなくっちゃ!

 2時から3時は、乗馬の時間だ。
 馬装するとき、ソックスがとても落ち着き、良い顔をするようになって来た。ポパイという良い見本がいるからかな?
 相変わらず、走らせるとかなり不安が残る。高速急旋回をして、荷物(俺)の遠心力にバランスを崩したり、加速中に左右に飛び跳ねてみたり・・・。ウエスタンの鞍でなかったら、何度落馬したことか!