An Angel for Mayという映画を観た。内容もほのぼのする物だったが、英語が聞き取りやすくて驚いた。英語に興味のある人は、是非!
 
 先日、10kgという未熟で生まれた富士太郎は、小さいだけで無く立つことさえできなかった。
 子牛は、触ることで発達し、体調が良くなり、強くなる。と言う持論を持つ俺の意を酌んで、従業員さんとホークは、暇さえあれば富士太郎の体をさすっていた。ミルクも、少量ずつ何回にも分けて与え、少しでも元気になるよう話しかけていた。
 今朝、富士太郎は自力で立ち上がっていた。ミルクも、元気に飲み干し、ピョコタンピョコタンと跳ね回るほど、元気になった。沢山触ってくれた成果だ。この子牛も、牛温恵が無かったら、朝まで生きていることは出来なかっただろう。

 赤2を灯台下放牧地から連れてきて、牛舎に枠場で種付けした。相変わらず、先に頚管鉗子法で種付けしてから、直腸膣法の練習をしている。だけど、ここにはやっかいなことが伴う。頚管膣法で膣鏡を入れた後、膣内にたっぷりと空気を入れてしまい、直腸から頚管を探るときにとても邪魔である。空気抜き用に、ストローでも使うか? 膣鏡で見たときは、入れやすそうな子宮外口だったが、実際は入れることが出来なかった。
 赤2を灯台下放牧地に帰して、他の牛をスタンチョンから外していたら、青16の尻の上も、激しくこすれて血がにじんでいた。これも発情だ。

6時近くまで頑張って仕事をした。ホークにもたくさん手伝ってもらった。「疲れていないかい?」と尋ねたが、「疲れているのか、いないのか、よくわからないです。」とニコニコしていた。大丈夫そうだ。若い人はいいね!

魚をさばく調理実習にも挑戦してもらった。意欲的でたいへんよろしい。

ホークはカエルが大好きなのだそうだ。従業員さんの娘さんも動物はもちろん好きだが、カエル、ヤモリ、カメなどの両生類、爬虫類が大好きでホークと話が合い、カエル談義に花が咲いていた。