耳が冷たい!

 今日は、堆肥撒きをした。
 堆肥を蒔くためには、まずフォード6600のバッテリー充電から始めなければならない。機械小屋のフォード6610から充電器を外して持ち帰り、延長コードを二本繋いで、フォード6600に接続する。とても不便だから、やはり牧草小屋にも電源を引っ張ろう!作業始めるまでに、時間がかかりすぎる。
 ホイルローダーのベールグリッパーを外し、土砂バケットに取り替える。小さなマニアスプレッダーは、このバケット3杯入れると、過積載になってしまいこぼれる。たぶん、1.5トンくらいしか乗っていないのかな?
 草地に行き、散布するのだが、小雨交じりの強い北風が冷たい。作業用手袋をしているから、手がかじかむことは無かったが、帽子をかぶっていないと、耳が冷たく頭から体温が奪われる。
 寒いとき、抹消を温めても血行が悪くなるばかりだ。まずは、体幹をしっかり温かくしておくと、中心の温かい血液が抹消を温めてくれる。と言っても、冷え性の人は、あまり信じてくれないことが多いかな?
 一応訓練した方が良く、風呂でしっかり暖まった後に、シャワーでちょっと冷ための水を足にかける。冷たくて辛い! って思うような冷たさから始めたら、誰も続かない。初めは、ちょっと冷たいかな? くらいがちょうど良い。数日経つと、体が慣れてきて、抹消に血液を流して温めると言うことを思い出す。そして、風呂から上がったとき、足がいつまでも温かいのに気がつくと思う。これを繰り返しているうちに、冷え性は治っていくのだけど、俺はこれを冬の海に潜るためにやっていた。今はやってないけど・・・。何人かの友人の冷え性を治したけど、冷え性が治ると生活が楽になるみたいですよ。詳しくは米村まで・・・。
 午前中いっぱい頑張って、堆肥を撒いたけど、まだまだ全然終わらない。

 午後の早めから、K君と乗馬をした。準備を始めてから、片付けが終わるまでで一時間。ソックスは、まだ集中力が続かないので、早めに休ませてやり、ポパイは場内を左右数周走って、心拍数を上げてやる。
 やはり、ソックスの調教に、丸馬場が無いのは辛いなぁ。調馬策を使ってみるかな?

 帰ろうとしたら、緑10たからのお尻が、すりむけていた。乗られた後だ。スタンチョンに入った状態で、直腸検査をしたが、尻を振る降る。枠場に移動する。すると、膣鏡を入れたら飛び跳ねて暴れ出した。仕方なく、口にヘラを入れて大人しくさせた。
 まだ自信が無いので、先に頚管鉗子法で華春福を着けた後、直腸膣法に挑戦。蹴りたがるタカラも、直腸に手を入れられると、大人しくなった。でも、腸は力が入っていて、頚管をつかんでも維持できにくく、断念した。まだまだだ。

九時頃、駆けつけ通報メールが来た。
 段取り通報が来てないので、体温のグラフをチェックした。すると、ここ数日と全く同じ体温変化をしていて、突然温度が下がっている。これは、間違って抜け落ちたと判断するべきだろう。一応、牛舎まで駆けつける。何事も無かったようなみゆき。一時間ほど様子を見て、帰路についた。