焼き肉パーティー

 体重測定の日だ。松屋で朝食を食べて、役場に向かう。途中の十島村役場前にバスは止まっていたので、三島村役場まで行かずにそのまま乗り込んだ。十島村の人は一人しか乗り込んでこなかった。

 伊集院の鹿児島中央市場に着いた。
 べにこは大丈夫だったが、キキは下痢をしていた。デリケートだなぁ。所定のつなぎ場にひいていく。べにこは、224kg。キキは、251kgだった。小さいなぁ。
 鹿児島に帰り着いたら、急いでホテルに帰り、ベーコンを受け取って、バス停に走る。乗り遅れると、次のバスは何時間も待たなければならない。なんとか、間に合った。

 枕崎行きのバスに一時間ほど揺られ、川辺の鏡石湯で下車し、約800mで森林馬事公苑だ。途中まで歩いたら、マリリンが車で迎えに来てくれた。
 朝から、パラパラと冷たい雨が降ったり止んだり・・・。マリリン自慢のエスプレッソマシンで、エスプレッソのカフェラテ?をいただいた。コーヒー好きには、なかなか良いサービスだと思った。美味しい!
 作業を手伝うふりをしてみたり、話をしたり・・・ウノさんのところに行くために、早めに馬の世話をしていた。
 一段落ついたところで、モバイルのノートパソコンで、ブログ内容を編集した。スマホで書いたのだが、なぜかスマホで編集できなくなっていたのだ。長文過ぎたのかな?
 俺とK君は、鏡石湯に入ってから、笠沙に行くことになった。
 鏡石湯は、温度が高かったが、内股が筋肉痛になっていた俺は、とても嬉しかった。

 ウノさんに、ヨネ特製手作りベーコンを渡し、K君とベーコン入り野菜スープを作った。
 焼き肉は、和牛なので5人で1キロあれば足りると思っていた。それを聞いて、ウノさんは900gだけ解凍していた。
「絶対足りないぞ! 若いやつは、一人で500gぐらい、すぐに食べる。」
ウノさんの意見もごもっともだ。俺も、オージービーフなら、500gくらいたべないと、満足しない。でも、今日食べるのは黒毛和牛だ。一人200gくらいが、体にも財布にも優しく、ちょうど良いと俺は思うんだけど・・・。
 みんなが待ちくたびれたところで、腹を空かせたT君とマリリンがやって来た・・・と思ったら、まっすぐテーブルに向かい、肉を焼いて食べ始めた。
(^_^;)\(・_・) オイオイ
 直火焼きコンロもジンギスカン鍋も無いから、フライパンで焼くことになった。ささっと焼いて、どんどん食べる。
「やっぱり、全然足りない。」
とみんなが言うので、あと300gを、レンジの解凍機能を使って溶かした。
「わたし、ベーコンが食べたい。」
と言うことで、厚切りのベーコンを焼いて食べてもらった。俺は、あまり厚切りより、薄切りをささっと炙る方が好きだけど、厚切りの方が贅沢をしている気持ちになれるかな?評判は良かったと思う。
 解凍されたお肉が来たけど、みんなの箸は止まっていた。俺も、食べようと思えばもっと食べられるけど、これ以上食べても美味しく食べられない。沢山食べて、苦しくなったら本末転倒だ。裏方として頑張ってくれたK君が、頑張って食べてくれた。
 黒毛和牛は、高価だけど、少量で充分満足できる美味しいお肉なのだ。
 ベーコンと野菜のスープは、とても売れ行きが良く、俺もおかわりしたかったが、もう無かった。自分が旨いと思っているものが、みんなに喜んで食べてもらえると、嬉しいものだ。