昨夜、ゴロウがまた、てんかんの発作を起こした。症状は軽いのだが、発作を起こさせないようにしないとなら無いから、薬の量を増やすか?
 徐々に働きやすい環境が整ってきて、牧場に行くのがちょっと嬉しかったりする。
 馬の避暑小屋建設予定地が整地され、やらなきゃ! と焦ってばかりいた今までと違い、進む方向が見てて来た。
 湾放牧地に設置する連動スタンチョンも、注文した支柱が、たぶん今日の船で届く。ここにも、連動スタンチョンが設置されると、若牛の栄養管理も細かく出来るし、種付けも楽だ。仕事が楽になると、牛たちに細かいケアが出来るから、牛も幸せになるはずだ。
 硫黄島飛行場で、新日本航空のセスナが離陸と着陸を繰り返していた。だれか、飛行機をチャーターして、遊覧飛行しているのかとおもったのだが、黒島崎放牧地に行こうと思って飛行場に行ってみたら、新人パイロットの訓練だったそうだ。風が強く、滑走路の前後が崖になっており、着陸直前や離陸直後に激しい乱気流があるこの飛行場で練習したら、怖いモノなどなくなるのだろう。
 顔見知りのパイロットさんに、滑走路を横切って、牛の観察にいきたいことを話したら、訓練は終了し30分以上は滑走路を使用しないから大丈夫と言ってもらえた。ここを通らないと、見に行けないのだ。