あまりに眠かったから、先に寝てしまった(>_<)
 軽トラを車検に出したので、帰ってくるまで、従業員さんを毎日送迎しなければならない。メールでやりとりして、出発時間を調整する。
 今日は、ルーティンワークの後、壱太郎と千代次郎を、哺乳ロボットデビューさせた。実際に機械に吸い付かせたのは夕方だが、予想通り、千代次郎の方が頑なにロボットの乳首を厭がり、吸い付かせるのに苦労した。壱太郎は、すんなり吸い付いてくれた。
 すでに離乳済みの姫次郎と茂四郎は、糖蜜をお湯で溶いた液をほ乳瓶に入れて吸い付かせ、すんなり電柱牛舎への移動が出来た。糖蜜液に慣らしておいてもらったからだ。面倒な操作だが、糖蜜液に慣らしておくと、子牛の懐き具合がまるで違い、扱いがとても楽になるのだ。
 昨日、雨が降っていたので降ろさないでもらったエサを、ユニックで取りに行った。タンクに入れようとしたら、電話が鳴った。
 歌舞伎の中村勘三郎さんが、10月22日土曜日に、硫黄島で『俊寛』という歌舞伎を上演される。今、島ではその準備に忙しい。舞台を作る竹や松を、俺のユニックで運んで欲しいということだった。普段、俺の仕事はゆとりが無いので、なかなか手伝えない。だから、こういうことで声をかけてもらえるのはありがたい。午後から、手伝うことになった。
 とりあえず、牛が増えすぎた小屋下放牧地から、もうすぐ妊娠鑑定できそうな牛を、黒島崎放牧地に引っ越しさせた。頭数が増えすぎる黒島崎放牧地からは、大浦放牧地に妊娠が確認できている牛を、四頭移動させた。黒島崎の方が集まりが良いので、種付けしやすいのだ。スタンチョンに入らない牛を捕まえるのは、ちょっと大変なんだけど・・・。

 お昼から、荷物を降ろしたユニックで、待ち合わせの場所に行った。竹はこれから切るというので、俺も鎌を持って出かけ、舞台用の竹を切り出し、ユニックの荷台に積み込んだ。上演の舞台は、砂浜だ。切り出した竹を運んだら、大道具さん達が、その竹を選別し、切りそろえて、舞台を作っていく。
 次に、松を切り出しに行った。風当たりの強い場所では、多くの松が枯れ始めているのだが、竹の中にあった松が、切り出す許可を得ていた。周りの竹はすでに刈り取ってあったので、その松をチェーンソーで切り出し、かなりはみ出しながらもユニックの荷台に積み込んだ。松の枝が、顔にパシパシ当たるような作業だったので、眼鏡だったら壊していたかも知れない。手術して良かった。長目に切った松も、大道具さんが適当な長さに切って、舞台を作る。
 一旦牧場に帰り、夜牛舎作業を開始。壱太郎と千代次郎を、ロボットに吸い付かせるところから始めた。
 時間になったから、4時から始まる奉仕作業に出かけた。ところが、やるはずだった海浜清掃は、4時には終わっていた(T_T)/~~~ そのまま、神社清掃に参加した。

 昨日、漁師さんの一人が、大きなクエ(アラ)を釣られた。滅多に釣れない大物を見に行き、船から降ろすのを手伝った。そしたら、カツオを分けてくださった。今日は、カツオの刺身が食卓を飾った。美味しいんだ♪ クエの写真は、近日中ね(^_-)-☆