俺は、日曜日だと思っていた。別に関係ないんだけどね(^^ゞ
 ルーティンワークを精力的にこなしていく。みそらは、哺乳ロボットを覚えたようで、飲む権利のある子牛はいなかった。でも彼女は、俺を見ると牛舎の端から端までついて回り、頭を撫でられて嬉しそうだった。俺の仕事って、そういうことに喜びを感じることがイイナと思う。
 今日は、2頭の牛が、発情していた。一頭は、最近連動スタンチョンを嫌いになったももかで、しかも黒島崎にいるはずなのに、大浦放牧地側に勝手に移動していた。午後の種付けの時、大浦側だと簡単には呼び戻せないので、黒島崎に戻した。バラ線が、朽ちて切れていた。あっちこっち、修理が必要だ。
 垂乳太郎は、今日も具合が良くなっていないのかな?ミルクは飲んだようだが、顔色が悪い(真っ黒だけど・・・)。俺は、子牛の体調を顔色で判断する。真っ黒だけど・・・。実際に熱を測ってみると、まだ発熱していないときもあるが、この段階で注射すると、回復が早い。顔色が悪いと判断した子牛は、半日か一日後には、ほとんど発熱するから、たぶん間違っていない。でも、今日は念のために計ってみたら、41度もあった(平熱39度)。他にも顔色が悪い子牛がいたので、一緒に治療した。
 真面目にすると、ルーティンワークだけで一日が終わってしまう。だが、無理矢理にでも時間を作らないと、牧草作業や修理などは進まない。
 途中で抜け出して、フォードにテッターレーキを取り付けて出かけた。昨日のうちに使いたかったが、フォードはどこか漏電しているようで、安全装置がついている充電器では、充電できないほど空っぽになってしまう。対策としては、バッテリーのターミナルを、エンジンを止めるたびに外すことかな?面倒くさい・・・。
 天気予報が変わり、明日は雨が降るらしい。でも、そんな事を言っていると、仕事が進まないので、母牛の越冬用にするつもりで、テッターした。
 
 何となく食欲がなく、晩飯はそうめんにした。
 ブログを書こうとしたら、ゴロウが突然俺の前にやってきて、倒れた。てんかんの発作だ。体調の異変を感じて、俺に助けてもらおうと思ったのだろう。
 だんだん意識が遠ざかっていくゴロウに、大丈夫だよ!と声をかけて、震える体をなで続ける。発作止めの薬は飲ませ続けているのだが、約一年ぶりの発作かな?あまりひどい発作ではなかったが、てんかんは発作を押さえ込まないと、寿命が縮むという。