牛の移動日

 今朝から、水道ポンプの当番を引き受けた。やっていただいた方に聞いたが、タイマーに決められた時間に行くのは困難で、結局都合の良い時間に行っていたそうだ。それでも上がったのは、たぶんタンクに貯まっていた水だけで、結構な時間ポンプが空回りしている。今朝、設定通りの時間にスイッチを入れたら、丘の上の水タンクは満タンになった(当たり前だけど)。早めに、ヒューマンエラーの出にくいシステム(間に合わせでは無い)に、切り替えてもらえたら良いのになぁ。

 今日から、従業員さんと二人体制で、40日間に貯まった仕事や冬支度を、一つずつ片付けていける。気持ちの上では、急いで機械修理をして、牧草や敷きワラ確保の作業を終わらせたいのだが、治療や子牛の健康に関する作業の方が優先である。超早期母子分離して子牛を電柱牛舎に移動させたり、みそらを哺乳ロボットデビューさせたり、離乳の済んだ母牛を放牧地に出したり、治療したり、去勢手術をしたり、怪我が治っていないのに発情して乗られて可哀想なメロンを隔離したり、哺乳ロボット小屋の敷きワラを交換したり・・・いろいろ頑張ったのだ。

 昨日脱落した、ディスクモアを取り付ける作業に難航した。北海道で使っていた機種なら、簡単に再取り付け可能なのだが、微妙なロック構造が邪魔して、思うような形になってくれず、ホイルローダーで吊り上げたり、ジャッキで突っ張ったりしながら、かなりの時間を要した。ファーガソンは大きすぎて、175cmの俺の手では、外からレバーに手が届かないことが多いのだ。たぶん、200cmくらいの人を想定して作られているのかな?伸ばしすぎて、足がつりそう。

 なんとか取り付けられたので、従業員さんを帰した後、残業してうまかロールを全部刈り取った。