可愛い訪問者

 う〜ブログが、追いつかない!
 いつも通り、起き抜けにポンプのスイッチを入れる。牧場で、朝牛舎作業を急ぐ。従業員さんが出てきたところで、交代で牧場を後にした。昨日の祭りの、後片付けをするのだ。舞台を分解したり、祭りの提灯を外したり・・・。
 台風の接近に伴い、牛舎周辺の整理をしたが、台風後は、すぐに次の収穫がある。倉庫を空けておかなければならない。機械の入れない倉庫で、人力で重いロールを何十個も転がすのは、莫大なエネルギーを消耗する。ここは、助けを呼ぶのが賢明と判断した。お手伝いの女の子にメールして、体力系の男の子を手配してもらうことにした。午後からの約束となった。
 それまで、こちらも準備して丘かければならない。
 突然、可愛い訪問者があった。
 島の子で、山羊のジョンに会いたいと・・・。ちなみに、同行されたお母さんは、島で一二を争う美人である(ヨネの個人的意見)。動揺する俺を、従業員さんが補佐してくれた。
 山羊のジョンは、除草係で普段は一人つないである。乗ってみるかいと聞いたら、乗りたいと返答!早速背中に乗せてみたら、平気で人を乗せて歩いた。男の子は、ちゃんとしがみついて、乗山羊を楽しんでくれた。でも、ジョンは痩せているので、背骨の線が浮き出ており、ちょっと股が痛そうだった。
 次に、ローズに乗ってもらった。
 あいにく、ローズは堆肥撹拌作業中で、とても汚れていた。ブラシで落としてやったが、お母さんが乗るには汚れすぎていたので、男の子だけに乗ってもらった。いつもは、餌を食べている最中に乗ってもらうのだが、今日はただ背中にまたがって、ローズには勝手に歩いてもらった。男の子は、
「運古の方に歩いて行くよ!」
と、乗っていることより、堆肥の中に連れて行かれることを、恐れていたのがおかしかった。
 ここまで来たら、ポパイに乗るしか無かろう!
 鞍は着けずに、直接背中に乗ってもらった。ポパイは背が高いので、さすがに落ちる恐怖がついて回ったようだ。鞍を出してやれば、安心して乗れたのだと反省。たてがみにつかまり、背筋を伸ばすことを教えた。気温が高くなかったので、ポパイも苛つくこと無く人を乗せることが出来て、良かった。また来てね(^_-)-☆

 手伝いの人を迎えに行った。三人の予定が、二人になった。
 作戦を考え直し、切り草小屋の古いロールを外に押し出すことだけに、仕事を限定してもらった。ロールの数としては、20個弱だ。一個の重さは、百数十キログラムある。新旧ロールの入れ替え作業もあるので、二時間ほどかかったが、途中二回の水分補給をした。肉体派の若者が、汗まみれになっていたので、やっぱり大変な作業だ。
 運び出されたロールは、隣の格納庫に、三段積みで収容した。空いたスペースには、乾燥庫からいくつか運んだが、まだまだ沢山残っている。残りのロールは、どうしよう?
 写真をアップする方法を、何とか思いついた。すごく面倒くさいけどね。