テッターな日

 今朝も、井戸のポンプのスイッチを入れ、中間ポンプ小屋に、ちゃんと作動しているか見に行った。大丈夫だった。
 朝牛舎作業をさっさと終え、大浦の牛たちの鼻紋を取りに行った。今日も朝っぱらから、吹き出す汗と牛の臭いまみれだ。
 すぐに、テッターで牧草を反転させる。草が柔らかく乾いていると、カサカサという乾いた音を立てて、草はふんわりと飛ばされる。反転させても色が変わらなければ、だいたい乾いている。日差しが強いので、今日中に乾きそうだ。
 最近、労働強化だと苦情を言われる。暑い日中を避けるために、早朝から仕事をしているはずなのに、今まで通りに日中も仕事をして、夕方も同じ時間まで働かされると・・・。言われてみると、確かに疲れているなぁ。ちょっとだけ早く終わったから、ちょこっと海に潜ろうと思ったのだが、そのまま昼寝をしてしまった。
 午後、テッターをかけたら、草は芯まで乾いていた。すぐにテッターレーキの機能を、レーキに切り替え、草を集めた。4連ローターのテッターレーキは、一度に二列の草の列を作れるが、幅が広すぎるので、狭いところの作業には向かない。
 フォードでタカキタのワイドピック・カッティングロールべーラーを引いていった。牧草の繊維が堅くなっておらず、よく乾いているから、機械はバクバク牧草の見込み、次々ロールにしていった。全部で、19.5個のロールが出来た。