犬たち・・・

 昨夜は、汗だくのまま、いつの間にか眠ってしまい、目が覚めたのは一時だった。それからシャワーを浴び・・・。朝は、ちょっと寝坊気味だった。スイッチを入れるのが遅れると、またポンプを壊してしまう。ギリギリ間に合った。やはり不安があったので、タイマーでスイッチが入る中間ポンプに見に行った。すると、回っていたのは、先日壊れていた一号ポンプだった。だが、メーターを見たら、ちゃんと圧が上がっており、ちゃんと水を汲み上げている事を示していた。誰かが、修理してくれたのだろうか?でも、後で聞いてみたら、誰も触っていないそうだ。勝手に直ったのか?
 ロールベイラーが直ったので、飛行場の雑草を丸めに行った。刈り取ってから時間が経ったので、草が伸びていたのだが、ベイラーは何の苦も無く丸めてくれた。全部で32個出来た。雨に当たったので、餌としては使えないが、敷きわらにするには十分でしょ?
 迷ったのだが、ディスクモアを着けて、チガヤを試し刈りすることにした。変わりやすい天気で不安なのだが、セリに行く前にいくらか刈り取っておきたい。ファーガソンにディスクモアを取り付け、湾の採草地に行った。20ロール作るつもりで、こんなモンかなぁと目検討で面積を決めた。
 北海道では、牧草収穫面積が30町歩あったので、一度に5町歩くらい刈らないと、終わりが見えないのだが、ここは採草面積が7.5町歩なので、ちょっとずつ刈っても大丈夫なのだ。さらに、機械の作業速度が遅いため、一気に刈ると持てあまして、機械を壊したり牧草を雨に当てたりするのだ(去年やってしまった)。ディスクモアのVベルトは、かなりきつく張ったのだが、ちょっと作業速度を上げると、すぐに滑り始めた。機械ののものは、買ってからあまり使われていないのだが、ここは火山島だから腐食しているのだろうか?ファーガソンも、本気作業に入ると、息切れをする。去年、一生懸命整備したつもりだが、まだまだ本調子ではないらしい。面積が狭いので、ゆっくり作業した。
 作業機をテッターレーキに代えて、刈り取った牧草を金属の爪で叩いて空中に放り投げ、反転させる。気温が低かった北海道では、早刈り牧草を日に4回も反転させて乾かした事もある。硫黄島は、強い日差しのおかげで、テッターをかけたところが見る間に乾いていく。夕方までに、二回反転させた。

 ゴロウ・カイト・フユに、骨の形をしたおやつをやってみた。
 カイトは、すかさずくわえて、どこかに隠しに行った。ただ、彼がその隠し場所を思い出す可能性は、低いかな?
 フユは、必死に噛みちぎり、あれよあれよという間に、飲み込んでしまった。それでは、歯茎のクリーニングにならないでは無いか・・・。
 ゴロウは、どっしり構え、丁寧に丁寧にしゃぶった。噛んではなめ、ひっくり返しては噛み噛み・・・。でも、自分のおやつを隠し終えたカイトがやってきて、あっさり奪い去ってしまった。食べ終えたフユは、それをキョトンとしてみていた。