鼻紋取り

 今朝も、お手伝いがあった。一旦牧場に送り、子牛の移動で変更になった部分の説明をしてから、一人でしてもらった。俺は、ポンプ小屋に様子を見に行った。今日は、タイマーで二号ポンプが作動しており、水は正常に揚がっていた。でも、こうやって見に来るんだったら、こちらも二時間タイマーのままだった頃と変わらない。
妊娠鑑定と鼻紋取りがあったので、お手伝いの女の子には、軽トラを貸して一人で帰ってもらった。
 妊娠鑑定は、口に金属製のヘラを入れ、牛が気になってべろべろしている間に、終わらせてしまう。牛は、体の割に脳が小さいので、別なことに気を取られてしまうと、他のこと(検査など)まで頭が回らないのだ。もちろん、例外は居るけどね(^_-)-☆ 
 鼻紋取りは、俺が牛をヘッドロックして、先生が鼻の頭にインクを塗って、紙に紋を写す。でも、足場は半円形のえさ箱の上なので、とても不安定だ。牛の頭は力が強く、いとも簡単に俺の体を振り回す。
 暑い日に、牛の体に密着するのは、出来るだけやめた方が良いですよ(>_<) こうやって、俺の体は汚れて牛臭くなるのだ。
 写真は、後日。