新しい揚水システム

 昨夜は、かなり強い雨が降った。
 今年は、牧草がよく伸びて、ゴロウの姿が全く見えなくなるほどだ。そろそろ刈り取っても良いのだが、天気が不安定なのが、ちと不安。倉庫に残った去年の乾草も、ラップして外に出さないと・・・!屋根の修理もね(^_-)-☆ うまかロールも、ここ数日で二倍の背丈になり、美味そうだ。こちらは、もっと伸ばして子牛用のサイレージにしようと思っている。
 昨日の午後、また水が出なかった。
 最近、揚水ポンプの基盤が新調され、それに伴ってシステムが変更された。中間ポンプは、朝の8時半に作動するらしい。そのため、当番はそのちょっと前に井戸のポンプのスイッチを入れに行かなければならないとか・・・。聞いた瞬間、なんて不便なシステムなんだろうと思った。仕事をしていたら、時間ぴったりにスイッチを入れようと思っていても、忙しくて忘れる危険性が高い。入れ忘れると、中間ポンプが空回りする可能性がある。
 昨日、当番の若い人が、寝坊してスイッチを入れなかった。タンクの水が空になると、自動でポンプは止まると聞いていたが、水を上げるために手動に切り替えて動かしてみたら、一号ポンプはエアを噛んでいた。やっぱり・・・。
 このような場合、今ある装置で、ヒューマンエラーが少なくなる方法を考えた方が良いと思い、先輩に提案して、毎朝俺が出勤するときに合わせて、ポンプを動かすことにした。俺が寝坊したり忘れると、壊してしまう可能性がある。責任重大だ。でも、なぜ下のポンプもタイムスイッチにしなかったんだろう?または、今までのような時間が来たら切れるスイッチだけとか・・・?
 去勢手術をした。ゴロウとカイトは大喜びだが、野菜や果物が好きなフユは、見向きもしなかった。
 農業用猫とフユを慣らす作戦は、最終段階に入った。
 猫がケージから腕を出しても、フユは噛まなくなったらしい。これは、飛躍的な進歩だ。でも、ケージから出てちょろちょろし始めたら、襲うかもしれない。口輪をはめて、噛めなくなったフユの前に、農業用猫がやってきた。フユは、間髪を入れずに襲いかかった。口輪がなければ、子猫は即死だ。その後、何度も手の届く範囲に子猫をうろつかせ、襲わないように何度も言い聞かせた。そのうち、慣れると思うのだけど・・・。