生コンが手に入った(^_^)v

 今日は、お手伝いの女の子が来てくれるので、6時に迎えに行った。ついでに、夏の間は早朝・夕方に働いて、日中は休むことにした。放牧地に牛を呼びに行っても、日中は出てこないのだ。
 鹿児島に行ったが、お土産を買ってこなかったと言ったら、『えぇぇ!?』と、大声で残念がっていた。ドーナツぐらいならあります。
 さっさと作業をして、女の子を送っていったら、建設屋さんに会って、今日コンクリートを買えることになった。しかも、一時間後に・・・(^_^;) 形状の悪い飼槽を、コンクリートで埋めながら、餌を食べやすい形に成型する計画だったのだ。
 島では、コンクリートを買おうと思ったら、公共事業が入るタイミングで頼まなければならない。今日を逃せば、次は9月だそうだ。俺は9月は島に居ないので、来年になってしまうかも?死にものぐるいで、準備をした。応援のジャンベ留学生も頼んだ。ユニックで生コンを供給するところに向かったら、途中でエンストしてしまった。ガス欠か?軽油の入ったポリタンを持ってきてもらう手配をしつつ、ちょっと時間を置いてセルを回し、一気に生コンのプラントに駆け込んだ。とても老朽化しており、かけや(大型の木槌)で機械を叩きながら動かしておられた。古い機械を使うのは、特別な技術が必要で、俺みたいな素人が使うと、あっという間に壊れてしまうだろう。
 コンクリートミキサー車が居ないので、ホッパーという容器に生コンを入れ、ユニックで吊り上げて現場に流し込むことになった。問題は、牛舎の屋根だな。入り口のひさしが、ユニックの腕を伸ばす邪魔になっていた。ちょっと堅めに練った生コンは、もたもたしている間に、どんどん硬化してしまった。
 やっとホッパーを開けたのだが、生コンが出てこない。スコップで押し出した。堅いので、水を加えてスコップで突き崩し、成型していった。生コンは堅いし重く、意外に重作業である。俺は、スコップでだいたいの形を整える作業に従事し、男の子と従業員さんで、表面を綺麗に撫でてもらった。結果として、せっかちな俺には絶対にできないクオリティーに仕上がったかな?親牛用の飼槽を、三部屋分子牛用に改造した。子牛は、食べにくいと食べるのをあきらめるのだ。
 結局、お昼になってしまった。あまりに暑かったので、そうめんを流し込んで、坂本温泉に行った。
 わりと風が強く、東側からクリーム色の潮が流れてきて、透明度はとても悪そうだった。でも、暑かったから、海パン一つで海に入った。いつもは、ウエットスーツやライトスーツを着るから、俺としてはとても珍しいことだ。ただ、食後すぐにスーツを着ると、締め付けられて消化不良を起こすのだ。
 中は、想像以上に濁っていた。だだ、海岸線に小さなキビナゴが群れており、ボラやメジナギンガメアジなどが、それを狙っていた。問題は、透明度が悪すぎて、見えた瞬間に通り過ぎてしまうことかな?もっと早めに発見できたら、岩の陰から近寄ることも出来るのだが・・・。イシガキダイとギンガメアジの小さなヤツを突いた。
 ジャンベ留学生も、素潜り体験に来ていた。うちに手伝いに来る子は、ちょっと海が苦手なようだった。

 はるかが発情していたのだが、バラ線の柵を跳び越えて逃げていった。早く連動スタンチョンが欲しいが・・・。

 ベーコンの燻煙をした。