メンテナンス

 朝の7時に、牧場の水が出ない!とメールがあった。茶漬けを食っていたのだが、箸を置いてポンプ小屋に向かう。井戸のポンプは家の裏だが、中間ポンプは避難道路の上り口で、ここのポンプはしばしばスイッチが切れる。しばらく見張って、すぐにスイッチが切れないことを確認した。
 昨日糞出しして、おがくずを敷いた電柱牛舎の子牛たちは、気持ち良さそうにおがくずに体をこすりつけたりしていた。ちょっとからだが綺麗になったところで、去勢手術もしようかな?
 湾放牧地を見に行った。隣の牛が来ていると思ったのだが、遠くから駆けつけたのは、俺の牛だけだった。リーダーのしげよを先頭に、とても落ち着いた群れになった。

 船に乗るために、港に向かった。体のメンテナンスに行くのだ。
 船の上では、先日の熱闘会議で話した事を、いろいろ役場の人と話をした。うまく人を呼べたら良いのだが、それには役場職員の意識も、変わっていく必要があると思っている。来て欲しいんだけどと思っているだけで無く、迷っている人をこの村に呼び込むためには、どうしたら良いのか、受け入れる側が本気で考えないと、人任せでは人は集まらない。俺も、良い関係で関われたら良いなぁ。

 港に着いたら、早速レンタカーを借りた。6時間で2,100円!フットワークが違うのだ。整形外科に行って、買い物をして、整体に行って・・・。
 去年は、50匹の金魚を買って、生きていたのは5匹だった。発送日を教えてくれなかったので、炎天下に放置されてしまったのだ。今日は、60匹の金魚を発泡スチロール箱に入れ、自分で港に持って行った。自分と一緒に帰れば、生存率も違うでしょう。水飲み場に放して、ボウフラを食べてもらうつもりなのだ。