犬と猫の関係

 農業用猫を導入するにあたって、犬たちとの関係をどうするかは、大問題である。ゴロウもカイトも、子供のころから猫と一緒で、家族としての猫は受け入れやすい。ゴロウは、自分より弱い動物を、守るように教えてきたので、全く心配いらない。
 だがカイトは、家族以外の猫を捕まえると、たぶん一噛みで致命傷を与える。先日も、クジャクを一羽仕留めている。それでも、忠犬のカイトは、俺の意向が絶対なので、ダメと言われたらヒヨコが歩いていても、手を出さない。先日は、自分より弱い犬にケンカを売られたが、ダメと言われて噛まれても反撃しなかった。そういう意味では、彼も信頼できる。
 二頭を猫と対面させて、
「大事なんだよ!」
と言い聞かせたら、ペロペロとなめて挨拶した後、それぞれのお気に入り寝床に帰って行って、床を子猫が走っても、知らんぷりをしていた。
 問題は、従業員さん所のフユだ。彼女は、ゴロウと一緒にネズミ狩りを覚え、捕ってくると褒められることも知った。
 かごに入れた猫と対面させたら、ネズミを捕るときと同じ顔をしていた。これは、時間がかかりそうだ。
 
 昨日から今朝にかけて、3頭の子牛が生まれた。白5かねふくが、雌さきこ(勝安竜)。黄78おとくが、雌ゆめこ(土龍波)。黄12ももしげが、桃茂太郎(益金平)。
 このところ、雌ばかり生まれていたのだが、ようやく雄が生まれてくれた。ただ、最近、ネットの不都合なのか?牛温恵への温度データが上がっておらず、したがって通報メールが届かない。休みが明けたら、電話して聞いてみよう!