発情な日

 写真の取り込みができるようになり、さぼっていた写真掲載を、4月23日分から入れてみた。差支えなかったら、見てね(^_-)-☆
 昨夜の雨は、思ったよりひどかったようだ。大牛舎の空気抜き穴は、防風ネットで囲って以来、雨の振り込みは数回しか無いのだが、昨夜は振り込んでいた。さらに、電柱牛舎には雨水が流れ込み、敷き藁交換したばかりの部屋に雨が振り込み、濡れてしまっていた。
 電柱牛舎の6部屋の子牛たちには、昨日下痢を止めるために抗生物質の注射をした。今朝になって、5部屋で下痢が止まっていた。何の仕事もそうだが、やったことの結果が見えると、うれしいものだ。一部屋では、まだ治療効果が出ていないのだが、1/6になったことで、気持ちも楽である。
 舌が長すぎて、哺乳瓶からミルクを飲むのが下手ななおこを、哺乳ロボット小屋に移動させた。はじめ、長すぎる舌を出しすぎて、上手く吸えなかった。哺乳ロボットでは、しっかり吸わないと、ミルクは出てこない。一生懸命吸うことで、唾液が分泌され、ミルクの消化が良くなるらしい。だが、吸うのが下手くそな子牛の場合、吸引を中断したと判断され、乳首が引っ込んで吸えなくなってしまう。それでも、おなかが減って必死になれば、ちゃんと吸えるのだろうが・・・。
 小屋下で、緑23番が発情していた。平成10年生まれのこの牛は、3回種付けしたが留まっておらず、血統も悪い。
 こういう場合、どこかで見切りをつけないと、母牛の世代交代なんてできない。片耳の耳標が取れているから、再発行手続きをして、耳標が届き次第、出荷しようと決心した。
 大浦では、普段連動スタンチョンに入らない、赤17いずみが発情していた。どうやって捕まえるか考えていたのだが、偶然鼻輪を手でつかめてしまった。そのまま、連動スタンチョンに入れ、ロープをかけた。放してしまうと、種付けの時に絶対捕まらないので、水場につないで待たせることにした。
 黒島崎では、青12番しげこが発情していた。この牛は、スタンチョンに入るから、一旦放した。
 午後から、種付けに行った。いずみは、繋がれているから、当然普通に種付けできた。『亀勝』をつけた。
 しげこに着けようと行ってみたが、スタンチョンに集まった牛の中に、しげこはいない。もしやと思って、隣接する大浦放牧地の牛を見たら、その中に混ざっていた。竹の先にロープの輪をつけて、捕獲作戦に出たのだが、発情しているから逃げるんだ。何とかごまかしつつ捕まえ、バラ線の破れ目から連れ戻し、何とか種付けした。『安福久』をつけた。
 お散歩中の山田べにこさんを見つけたので、写真を撮らせていただいた。ありがとうございます。