牛体研き

 やっぱり、仕事量が多すぎるのかな〜?一緒に仕事をしているのに、ほとんど言葉を交わす暇も無い。たまに口を開くと、仕事の指示だけ言って終わり・・・。
 今朝は、小屋下の3頭に、種付けがあった。
 昨日の午後に外部兆候を見つけたのだが、オレンジ16番は、既に終わっていた。赤16番と赤9番には、種付けしたあとビタミン剤を飲ませ、赤9番にはエクテシンも飲ませた。
 小屋下では、さらに緑23番も発情しており、午後からの種付けとなった。
 灯台下に行ったら、モモカの尻尾の付け根が剥けていた。乗られている現場を見ていないので、あまり信じたくないのだが、勝忠平が留まっていないということか?もう一度テールペイントを塗って、様子を見る。行動を見ていると、マウンティングしなくても、発情しているらしいことが読み取れる。

 小屋下の母牛達は、研修の人がたっぷり青刈りイタリアンを運んでくれたので、満足して余し気味だった。切り草もきっちり用意されていて、とてもありがたかった。
 削蹄と牛体クリーニングに取りかかった。
 1頭は、破滅的に汚れていたので、うん球を取り除くのに膨大な時間を費やした。結局、2頭しか出来なかった。
 緑23番の種付けだ。H10生まれのこの牛は、血統も谷照という古いものだ。更新を考えた方が良いのだろうが、他にも何頭も居るので、種が着いたらもう一年使ってみようかと思っている。
 種付けの度に、ビタミン剤を飲ませ、テールペイントを塗る。自分で決めた方法だが、牛舎作業全体にこういうこだわりが増え、頭数が多くなると大きな負担になっていた。