大工作業

 今日は、ちょっとだけ解放感。去勢手術や注射が出来たことで、かなり気が楽になった。昨日去勢された4頭は、俺の顔を見てエサをくれとねだっていた。チビ達の下痢も治まっている。
 朝は、一通り牛舎全体を見て回りながら、チビ子牛たちにスターターという配合飼料を与える。子牛が元気だと、俺は楽しい。
 最近は、哺乳ロボット小屋に行き、昨日の記録用紙を見るのも、楽しみの一つである。子牛たちは、ちゃんと哺乳ロボットを利用しており、よく飲んでいる。苦労して起動した甲斐があった。

 今、急がなければならないのは、パドック小屋の整備だ。この小屋は、高いところには壁が出来ているが、子牛の高さまでは壁も柵もない。俺は、子牛に下からの風を当てるのが嫌いなので、上の壁を取り払って、下に降ろすつもりだ。冬用として、透明波板を張れたら、日射しが入って良いのではなかろうか?夏は、太陽の高度が高いので、建物の奥まで日射しは無いかな?
 言葉では説明しにくいが、壁板を取り付け始めた。何時でも改造しやすいように、板の取り付けは木ねじで行った。インパクトレンチが、活躍する。
 パドックの子牛を観察しやすいように、開口部には、単管で横柵を取り付けることにした。
 柱に、単管の太さの穴を開ける。穴開けようのドリルの切れが悪く、苦労した。
 

 去年の今頃は、寒さで水道や水洗トイレのパイプが凍結してしまい、使用不能になって苦労していた。今年は、暖かいなぁ!