体重測定

 雪が無いと、30分で着くのであった。昨日はすごかったなぁ。歩いている人に追い越され、その人が遠く見えなくなるまで動かなかった。
 今日は、体重測定だ。別に早く行く必要ないのだが、早く行き過ぎた。鼻を垂れている子牛が、ちらほら・・・。
 6頭部屋になっている牛舎に入り、子牛を捕まえ、体重測定の場所に繋いだ。鼻を垂れている子牛は、ここで注射する。俺の子牛は、計算違いで日令の若すぎるのを連れてきたので、体重が軽すぎる。あと一ヶ月飼えば、もうちょっとましになったのに・・・。

 哺乳ロボットは、好調らしい。初めのころは、首に下げているタグが外れ、飲めなくなってしまう子牛が数頭居たらしいが、今では全員目標を100%達成しているそうだ。順調に作動し始めれば、ときどきチェックするだけになるので、仕事は劇的に軽減される。手の開いた時間を、子牛の健康管理に使うことが出来るため、全体として子牛が良くなるはずだ。