セナとりんの離乳

 今日は荒れると聞いていたが、船が欠航するという連絡は無かった。島から沢山の人が鹿児島に渡っていて、帰れないで困っていた。今日の船が出なかったら、新年まで帰れない可能性があったので、良かった。
 朝から、セナとりんを離乳した。特にセナは、先頭に立ってエサを食べ、他の子牛の良き見本となってくれ、とても助かった。二頭とも、人懐っこくていい性格なのだ。彼女らが逃げないから、他の子牛たちも声をかければ触っても平気である。
 特に、離乳前後の子牛たちには、配合飼料を不断給与したい。ところが、人が帰る気配を見せると、カラスが集まってきて、あっという間に食べ尽くしてしまう。だから、明るい間は、出来るだけ牛舎に人が居るようにして、少しでも子牛が配合飼料をついばむ時間を作ってやるのだ。
 今日は、牧草ロールを運んだり糞出ししたりしたので、削蹄は一頭しかできなかった。でも、あと二頭だから、直ぐに終わるさ!