昨夜、温泉に歩いて行く途中、港に村営船みしまが泊まっていて、驚いた。今年は黒島で開かれる村民文化祭に村民を運ぶため、鹿児島ではなくこちらに停泊しているそうだ。
 さて、村民文化祭である。島民のほとんどが、船に乗って黒島に行ってしまった。硫黄島は、ほとんど人影がなくなった。俺は、牛の世話をさぼれないので、残留!文化祭も良いのだが、子牛出荷の前日は止めて欲しかった・・・。ただでさえ人手が足りないのに、水道の揚水ポンプの調子が悪いし、今回は頭数が多い。
 切り捨てる仕事と、完了させるべき仕事を仕分ける。
 ユニックで、港に行った。コンテナの中に、25kgの子牛用牧草ブロックが40個届いていた。留守番の人に任せるわけに行かないので、一人で積み込んだ。積み込んだら、降ろさなければならないのだ。一部は倉庫の奥に仕舞い、残りは牛舎の中に置いた。明日は、筋肉痛かな?
 ユニックで、ラップしていないロールを拾いに行った。ラップは、ロール1個約800円かかる。湾だけで90個程出来たが、全部ラップしたら72000円かかると言うことだ。節約のため、倉庫にすぐにしまえる分は、ラップしないことにした。トラクターで積むのになれた俺は、ユニックで積み込むのが焦れったかった。
 タンクが空になったので、揚水ポンプを作動しに行った。集落にある、第一段階のポンプのスイッチを入れようとしたら、何やら警報のようなものが鳴っている。満水・渇水・漏水と、全部のランプが点滅していて、どれを信じたらいいのか解らん!一旦電源を落として、再起動させたら、ますますやかましくなった。
 一応、第一段階の一号ポンプは、回転する。だが、いつもとは音が違うような・・・インジケーターが、安定しない。第二段階のポンプ小屋に行ったが、水が上がってきていない。しばらく待ったが、水は汲み上げていない。第一段階のポンプ小屋に戻り、ポンプのスイッチを切る。
 さて、どうしたものだろう。出荷の準備はしなければならないのに、取りかかれないぞ!
 手動の二号ポンプを作動させてみた。すると、水を送っているような力強い音を出したので、第二段階のポンプ小屋に行ってみた。水が上がってきている音がする。やれやれ・・・。手動ポンプは、タイマーが効かないので、自分で時間を計っておかないと、とんでもないことになるから要注意!!
 出荷牛のオモテを、出荷用に交換した。サラッと書くと一文だが、8頭捕まえて交換するのは、時間がかかった。最後の方は、暗くなってよく見えないし・・・電気は、ストライキを起こしているし・・・。
 機械を仕舞い、明日すぐに使えるよう、準備をしておいた。