鼻輪取り付け

 嬉しい知らせがあった。
 瀬棚を離れる際に、牛の師匠に買い取ってもらった幸五郎(勝忠平←美津福←北国7の8)が、道南市場で二番目の高値で買い取られたそうだ(^O^)/ 兄の幸次郎(通称・牛タン)は、肥育されて好成績を残している。良かった良かった。
 盲目のキサラギは、とても元気に育っているそうだ。来月は、美野里次郎が出荷だが、体型が良いので期待しているそうな・・・♡ 懐かしい。

やらなければならないこと、やりたいこと、いろいろあるのだが、今日の至上命題は、出荷牛9頭の鼻輪着けだ。そのために、地域興し協力隊員さんを助っ人に頼んであった。
 鼻輪を着けるのは初めてだ。とりあえず、一頭捕まえてモクシを着け、引っ張って枠場に・・・行かない(T_T)/~~~  ちょっとその辺に繋いで、二頭目を捕まえてモクシを着けて、引っ張って枠場に・・・行かない(T_T)/~~~
 先月出荷する予定だった牛なので、体がでかくなりすぎており、引っ張ったって動きはしない。後ろから追ってもらっても、全然平気だ。仕方なく、動滑車の原理で紐をかけ、二倍の力で枠場に引きずり込んだ。そういえば、8倍滑車があるんだった(^o^;) 
 鼻輪は、軟骨を避けて穴を開けないと、痛くて暴れ牛になってしまうらしい。指で何度も確認し、エイヤッと挟んで穴を開けた。
 あれ?もう終わり?一滴の血も出ない。悲鳴も無し。鼻輪は、穴が安定するまで、紐で固定した。
 二頭目は、どうしても枠場に入らないので、その場で鼻輪を着けることにした。あれっ?意外に簡単!
 残りの7頭は、部屋の中で捕まえモクシを着け、部屋のかなで鼻輪を取り付けた。固定がしっかりしていないと、子牛が痛がったり、狙いが定まらなかったり・・・。でも、出荷牛全員取り付けに成功した。

 至上命題が終わったので、空っぽになったエサタンクに、500kg袋でエサを補給したり・・・

 ゴーヤチャンプルを作ろうとして、豆腐を捜したら、消費期限2010.8.2の物が出てきた。使っちゃおうと思ったのだが、『一次産業は、体が資本!』と言う声が聞こえた気がして、ちりめんじゃこで代用した。