ラッピングマシン

 やるときは、やらなければならない!
 今日は、人を頼んでの捕獲作戦だ(^O^)/ エサ袋とロープ付きの棒、モクシを引っかける鍵棒を持って、放牧地を探し回った。
 運良く、瀬棚組に会ったので、エサで誘ってアヤとヤスヒメを捕獲。綾六郎(鉄兵)は、アヤの後ろから着いてこさせた。首鎖のみのアヤは、綾六郎が離れると立ち止まっていたが、放牧地の奥深くから、牛舎まで引いて帰った。大人しくて良い牛だ。
 彼らを入れるために、フクマルとシュウには、部屋を立ち退いてもらった。

 過熱気味のフォード6600のオイル交換をした。こんな事で解消されるとは思わないが、原因の一つと考えられるモノは、ちゃんとしていった方が良いのだ。

 鹿児島から、泊まりがけで機械屋さんが来てくれた。300頭の牛を飼育する牧場経営の人と、なぜか可愛らしい女性も同伴だ♡ 主たる目的は、タカキタのラッピングマシンを、使用可能にすることだ。
 この機械は、フォード6600に取り付けるようになっていたが、ロアリンクが下がりきらず、取り付けること自体が、とてもやっかいだった。俺は、綱渡り的テクニックを要するような作業ではなく、誰でも出来るように工夫するのが、長続きする仕事だと思う。ロアリンクを下げる方法を教えてもらった。
 取り付けてみたら、ロアリンクが下がりきらない為に、ターンテーブルは後方が下がり気味になっていた。普通の操作を使用としたが、機械は動かなかった。
 プロの仕事を観察し、今後に生かさなければならない。まずは、電気系統をチェックし、古くなった端子は新しいモノに交換した。
 動作確認をしてから、実際にロールを拾ってラップしてみることにした。
 マニュアルが無いので、意外に難航したのだ。でも、自動運転は出来なかったが、普通にラップできるようになった。さすがプロ!
 その他の、いろいろ調子の悪いところを調べてもらい、修理整備のアドバイスを受けた。

 仕事を終えて集落に降りてきたら、港に釣りをしている人影が・・・。ノコノコ出向いていったら、機械屋さんグループだった。若い女性は、所長さんの娘だとか・・・この年齢の娘さんが、お父さんの出張に着いてくるなんて、幸せな家庭だと思った。メアジとカスミアジが釣れていた。

 一緒に飲もうと誘われ、汗を流してからノコノコ出かけた。牛飼いから牧草、機械・・・いろいろ為になる話が出来て、楽しかったのだ。