禁じられた恋

 ずっと続くと思われた晴天だが、29日30日あたりに雨が降るかも知れない。一番草の収穫を、ゆっくりしていられない。
 そう言うことで、灯台下採草地の牧草を刈りに行ったのだ。だが、先日、オイル交換をしたばかりのファーガソン4255は、一時間ほど経つと息切れをし始めた。う〜んo(≧〜≦)o 何が原因だろう?燃料に、水が混じっているとか?ディスクモアのオイルが古くて、ディスクが焼き付きかけているとか?
 ファーガソン4255は、まだ350時間しか使っていないので、ミッションオイルは綺麗だった。ラジエターは、完璧に目詰まりしていたが、先日クリーニングした。冷却水が、ちゃんと入っているかチェックしていなかったなぁ。
 途中で、作業を諦めてしまった。

 果穂四郎の呼吸が速かった。顔色も悪い。テラマイシンを注射し、ついでに耳票も装着した。ナナミも出てきたので、耳票を装着した。果穂四郎の体調が良くなったら、放牧地に出して、離乳子牛のための部屋を開けよう。

 見回りに行ったら、黒島崎放牧地の牛(♀)が、大浦放牧地の牛(♀)に恋をしていた。見ていると、バラ線越しにマウンティングをしようとした。
 あなた!それは無理でしょう。まだ新しいその線は、簡単には切れない。傷だらけになり、バラ線を千切りながら、ようやく脱出していた。辺り一面の血が生々しい。
 牛の世界にも、禁じられた恋に身を投じる者がいるらしい。

 今日は、ちょっと残業して牧草を刈り取った。ギアを、俺が使いたいモノより二段落としてゆっくり作業したのに、1時間半で息切れが始まった。明日、ちゃんと診るべきだ。