整備

yonemiki2010-07-18

 晴の予報が、雨に変わっていた。乾くのに時間がかかる北海道では、いつもの出来事だ。違うのは、あちらでは採草地が30haもあったので、子牛用の雨に当てない牧草は、一応確保できていた。
 とりあえず、外側の乾いているところを、ちょっと丸めて切り草用にしよう!そう思って作業していた。ところが、ファーガソン4255がエンストしてしまった。症状としては、燃料計の詰まり・・・セルを回しても、煙が出ない。燃料ポンプを手で動かし、エンジンをかけてとりあえず牛舎に帰る。オイル交換もした。
 友人のエアコンをつけるために、俺も手伝いに行くことになった。島には電気屋さんがいないので、エアコンは工具を持っている上手な人に頼むことになる。

 昼飯を食っていたら、激しく雨が降り出した。ガッカリ・・・
 採草地に行ってみたら、ほとんど何の変化も感じることが出来なかった。あの雨なら、早刈りのオチャードやチモシーは、黒く変色してしまい、匂いも悪くなるはずだ。だが、チガヤや堅いからか?雨が染みこんでおらず、白く乾いたところは白いまま、緑色が残ったところはそのまま残っていた。嬉しい驚きだった。気を取り直して、テッターをかけた。オイル交換の成果?燃料ポンプエア抜きの成果?エンジンは調子良くなっていた。

 海が荒れていたのだが、堤防に行ってみた。青い潮が港に流れ込んでいたので、底をルアーで探ってみたら、メアジが立て続けに7匹釣れた。
 外海の荒れたところでは、良い型のカスミアジが釣れていた。メアジとカスミアジでは、喜びが違うのだ。俺も挑戦してみたが、残念ながら釣れなかった。
 帰ってから、7尾一気に捌いた。新しすぎる魚を、クセを取って美味しく食べる方法に、伊豆七島の島寿司がある。刺身を醤油に一時間ほど浸けてから、酢飯と握る。酢飯を用意する元気はなかったので、しょうゆ漬けだけ作ることにした。
 残った五尾は、薩摩揚げにした。今日のは、フワフワに仕上がって、とても美味しかった。