薩摩揚げセカンドチャレンジ!

 昨夜の蒸し暑さは、北海道でナマされた俺のを苦しめた。寝る前、設定29度のドライにして、エコボタンも押しておき、扇風機で涼んでいた。犬達の暑がりようも、その呼吸音の速さから想像できるので、扇風機の当たる居間に誘った。外気は、27度の湿度98%って所らしいが、冷房を消して寝たところ、あまりに寝苦しくて目が覚めた。眠るために、ドライで一時間タイマーをかけた。
 九州の蚊は、蚊取り線香で死なない。
 俺の故郷、ブン蚊(文化)都市八代では、6畳の部屋に3ヶ所に火をつけた蚊取り線香を置いて、1時間後に部屋に帰ったら、白くたなびく煙の中を、蚊が飛んでいた。煙が出ている間は、あまり刺さないのだが、火が消えるとすぐに刺してくる。
 大学に進学して、上京したとき、窓が開いているのに蚊取り線香で落ちる蚊を見て、感激したことがある。蒸し暑い気候が、蚊をパワーアップさせているのだろうか?
 昨夜も、蚊取り線香が消えたら、かなり蚊に刺されたようだ。でも、朝には何の痕跡も残っていないが・・・。

 昨日、捕まえることが出来なかった子牛が、珍しく牛舎前に来ていた。千載一遇のチャンスなので、藪に逃がさぬよう細心の注意を払って、捕獲した。親は繋いであったのだが、俺が捕獲行動に出た瞬間、子牛を逃がすために俺の膝を蹴った。慣れてるけどね。

 雨が降り出したのだが、仕事帰りに堤防に行った。いつものように、メアジが釣れていた。 
 港内を、トローリングの小舟が回っていた。ねらいはメアジだろうと言うことだ。メアジは商品価値があまり無いので、自家用のすり身を作る為なのかな?
 あれほど(温泉水で)濁った所でトローリングできるなら、堤防からルアーを投げてもつれるだろう?そう思って、珍しく竿を出してみた。すると、小気味よい手応えがあった。メアジがかかったのだ。だが、引き上げる直前に、外れてしまった。食い込みが浅かったようだ。暴れるメアジの周りには、数匹の仲間が着いていた。これは、心配しているのではなく、美味しいエサを食べて身をよじっていると思っているのだ。
 その後、もう一度ばらしたあと、2匹釣り上げることが出来た。メアジの口には、トリプルフックは大きすぎるようだった。釣り上げただけで、針は口から外れていた。
 一応、おかずはゴーヤチャンプルという予定だったのだが、つけ揚げに再挑戦してみた。
 先日とは別なレシピを見たら、砂糖の量が一桁少なかった。卵も使わない。
 なんか、手応えがまるで違う。練っているうちに粘りが強くなってきた。油の温度を160度に設定し揚げた。
 熱々に、ショウガ醤油をつけて食べた。
「美味い!まるで薩摩揚げのようだ(^O^)/」(薩摩揚げのつもりなのだが・・・)
混ぜ物が無いシンプルなものだが、なかなか嬉しかった。