刈り払った
硫黄島の海は、温泉水と海水の混ざり具合により、『七色に染まる海』と言われているらしい。画質の悪さは、ご勘弁。
牧場に行く崖の上の道から見たら、今日は透き通った水が港に流れ込み、良い釣り日和に見えた。だが、健康診断に行くため、仕事を真面目にやらないとならなかった。
久しぶりに晴れたので、草刈り機を持ち出した。
牛舎周辺の雑草を刈り取り、通路脇の邪魔な枝を切り落とし、乾草庫(?)脇から生い茂った笹を一掃した。文で書くと二行だが、3〜4mも伸びた生い茂った笹は、下を刈ってもだるま落としのように落ちてくるので、何度も刈り払わなければならないのだ。こういう作業は、勢いが大切だ。健康診断があるので、どうせ昼飯は食べられない。昼過ぎまで頑張って、一気に片をつけた。
作業ツナギがビッショリになるほど汗をかいたのに、何も飲めないのは辛い。
作業を終えたら、急いで港に向かう。船が来る日なのだ。今日は、生協と、俺用の軽油が、ドラム缶2本来ていた。生協では、麦の流動食が来ていたが、温くて飲めない。生鮮食料は、友人の冷蔵庫に入れてもらった。
電話での交渉の結果、価格ドットコム最安値のお店が、冷蔵庫を島まで送っても良いと言う回答を得た。追加料金も無しだ。早速、代金を振り込んだ。船のタイミングから考えると、ビールを飲めるようになるのは29日以降だ。
健康診断を受けた。体が資本なのだ。
鳩に運動させた。ゴロウとカイトが護衛だが、ちょっとでも目を離せば、パクッといきそうな緊張感が漂っていた。
黄色の38番(百合茂)が、初めての出産で無事、大きな雄(財金茂)を産んだ。名前に困った。母親は『やすひら・・・』という名らしいが、康太郎?安平太郎?安太郎?誤解を生んだり、安っぽかったり・・・。38太郎?安易。38なので、『宮太郎』になった。
今日も寿司を握った。昨日の残り半分だ。
酢飯は2合だが、寿司酢をちょっと減らしてみた。俺は、酸っぱ目の酢飯が好きなのだが、酢が多いと握りにくいのだ。結果的には、握りやすかった。砂糖を減らしたので、ちょっと酸っぱ目になっていた。
ネタは、一日寝かせたおかげで、昨夜より旨味が出て柔らかくなっていた。だが、カンパチはもう一日寝かせても良いと思った。充分美味いんだけどね!研究中だから、味にはこだわりたい。