新鮮すぎる寿司

yonemiki2010-06-23

冷蔵庫のない生活は、結構大変である。朝飯に食べようと思っていた魚も、怖くて食べられない。アルカリイオン飲料も、生ぬるい。賞味期限が切れたミルクも、生ぬるいと怖くなってくる。一次産業は、体が資本!お腹を壊す危険は犯さないのだ。
 昨夜は、風呂場でメガネをタイルに落として割ってしまうし、散財な日だ。7月の市場が、口蹄疫のせいで中止されたので、販売予定の5頭は1ヶ月保留。あてにしていたお金は入らない。空くはずだった部屋には、次に入る子牛の予定があったが、根本的に考え直す必要がある。
 乾草庫(?)から、ラップに包まれたロールを6個取りだした。柱があるので、トラクターは中で自由に動くことが出来ない。トラクターの手が届くところまで、人力で押していくのだが、激しく雨漏りしていて、ロールが濡れている。ラップしてあるが、フィルムには穴が開いているので、水はたっぷり浸みていて、切り草に使えるロールは一つしかなかった。
 早急に、雨漏りを直さないと、今年の牧草収穫まであと一ヶ月だ。どうやって直そう。よく見ると、脇に生えた木の枝がぶつかっているようだ。屋根の素材は、油紙?基材がシロアリに食われて、もろくなっている。修理のために乗ると、踏み抜くかもしれない。
 昼から、ちょっと晴れ間が見えた。急いで防風ネットを持って、大屋根に登った。高くて、なかなか景色が良かった。昨日の写真の熱気抜き穴を、防風ネットで巻いて、板と木ねじで固定した。ちょっと緩くした方が、防風効果が高いのだが、ビシッと張ってしまった。さて、効果があるだろうか?
 伝書鳩協会に電話したところ、桃信○×△といった番号は、台湾か韓国の伝書鳩の物ではないかということだった。エサを与えて食べた場合、家に帰らずに住み着くこともあるそうだ。可能なら、放してやってくださいと言われたが、羽ばたく力がまだ足りない。どうなる事やら・・・。
 ネット通販で冷凍冷蔵庫を注文したが、離島だからといって断られた。
 複雑な事情により、キハダマグロとカンパチを捌くことになった。
 結果的に、それぞれの半身が俺の元に残った。人間、頭でっかちになってはいけない。新鮮すぎると判っていても、時にはそれを確かめることも必要だ。麦の流動食がないので、寿司にした。せっかく挑戦し始めた寿司は、ちょっと練習して友だちに自信を持って出せるようになりたい。
 寿司ネタ用に切るのだが、新鮮すぎて筋肉が収縮し、表面がざらついてしまう。写真にも、その様子が映っていると思うが・・・。
 食べてみて、やっぱり一日置いた方が美味いと思った。身がコリコリし過ぎて、味が薄く、酢飯と融合する寿司の美味しさにならない。