離乳

 ようやく。DoCoMoのデータ通信カードのドライバーCDを探し出した。それでようやく、メインコンピューターをネットに繋ぐことが出来た。まだ、メールの設定を済ませていない。
 朝牛舎作業の後、子牛の部屋を糞出しした。敷きワラが不足しているので、ほとんどコンクリートの上で寝ることが多いのだが、敷きワラを入れてやると、喜んでその上で寝る。なんとか敷いてやりたいね〜♪
 部屋から出したフンは、ボブキャットという機械で集め、堆肥舎に持っていく。俺は、この機械を好きではない。小回りは効くのだが・・・。
 気温は25℃まで上がり、体を動かすと汗がたっぷり出る。昨日集めた粉砕ススキをまた集めようと思い、カゴを開けるために牛馬の放牧地に入れてやった。ところが驚いたことに、俺の牛達は全く口をつけなかった。それを見て、集めるのを止めてしまった。
 放牧地から、生後3ヶ月になる子牛たちを捕獲し(離乳し)、牛舎に連れ帰ることになった。牛を運搬するトレーラーを引っ張って出かける。親牛を餌で呼んでおき、棒の先に輪を作ったロープを取り付け、子牛の頭に引っかけて捕まえるのだ。平和に暮らしていた子牛だが、野山を駆け回っていた彼らの体力は、ハンパではない。逃れようと飛び回り、死にものぐるいで暴れた。
 ちょっと落ち着いたところで、モクシ(オモテ)を着ける。それを引っ張り、トレーラーに乗せる。子供を守ろうとする母牛が、バラ線をくぐって邪魔しに来て、苦労した。体重が軽い子牛だが、ピンポイントで踏まれるので、実はかなり痛い。
 いろいろやったのだが、ちょっと早く仕事が終わったので、歩いて5分の温泉に行った。無料である。